忍者ブログ
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。


「王子に娘の鎧くらいで英雄が動じるだろうか?」ランスロットが問うと、道化は
「まあ、100%動じないでしょうね。
なんせ毎回稽古をつけているのはプロメテウス本人なんですから。」
「じゃあどうして?」
「王子に他にサイズの合うものがなかったからです。
英雄が選んだんですからまずそんなに悪いものではないでしょう。」

道化はつづけた。
「実はプロメテウスとは姫のお側役候補としても上がった仲で、ポジションを争った仲でもありました。歴代の姫のお側役は騎士や魔導士でした。
しかし選ばれたのは私、道化でした。
私が他を差し置いて姫のお側役に選ばれたとき、彼の失望と怒りは底知れなかったかもありません。
しかし、彼は結婚し子供をもうけました。
これで終わりかと思いましたが、、、、。


今回彼が提示した褒美、、、、、皆の手本になりたいと願う心。
その「見せたい」という気持ちは私たちの「魅せたい」と同じであればあるほど付け入るスキはあります。」
PR
この記事にコメントする
Name
Title
Color
E-Mail
URL
Comment
Password   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
忍者ブログ [PR]